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#比べる 見分ける #キュウリグサ 、#ハナイバナ『胡瓜草、葉内花』
【似たもの同士の見分け方】

・1部分(花)だけ見るのではなく全体(葉序・形など)を良く感察しましょう。
・ひとつの植物を最低でも4回(春夏秋冬)位は感察しましょう。
(花だけ見ておしまいではもったいない !!)

次の画像を見てください。
拡大されているので両種の違いは一目瞭然ですが、
実物の花の大きさは「約3ミリ」
漫然と見ていると同じに見えてしまいます。

#比べる 見分ける #キュウリグサ 、#ハナイバナ『胡瓜草、葉内花』_f0238961_238268.jpg
▲キュウリグサ=胡瓜草(ムラサキ科キュウリグサ属) 花径3mm


#比べる 見分ける #キュウリグサ 、#ハナイバナ『胡瓜草、葉内花』_f0238961_2385481.jpg
▲ハナイバナ=葉内花(ムラサキ科ハナイバナ属) 花径3mm

花の直径はどちらも約3ミリですが、花の芯の色が違っています。
キュウリグサは黄色、ハナイバナは白色です。
この両種はムラサキ科の花ですが、ムラサキ科の花の特徴は、花の中心に穴があり、
その穴の中に雄しべ・雌しべが隠れています。
このような特徴の見知らぬ花に出会ったら、それはムラサキ科の花です。
ムラサキ科の花は結構多いので、この事を覚えておくと役に立つでしょう。
by hitakijo1985 | 2012-04-17 09:17 | 近所の公園・路傍・空き地 | Comments(4)
Commented by よしの88 at 2010-05-05 21:56 x
こんばんは、まさにおっしゃる通りですね。
一部だけではなく、全体を見ることの重要さは今までに何度となく、感じてきたことでもあります。
そして、お花だけではなく・・・これも出来ることであれば、実践したいことですが、なかなか思うようには行かないのが難しいところです。
さて、キュウリグサさんとハナイバナさん、先日間違えたばかりですが、ハナの芯の色合いは頭にたたき込んでおきたい事柄です。
特に大変に小さいですから、注意して見ないといけませんね。
Commented by hitakijo1985 at 2010-05-05 23:23
よしの88さん、こんばんは。
ご賛同ありがとうございます。
見方のポイントを掴めば識別作業はさほど難しくはないとおもいます。ハナイバナとキュウリグサ、花の芯を見なくとも花序の違いでも分かります。

しかし1方には、名前など余り詮索せず、ただ美しいなどとかんじるだけの楽しむやり方もあります。
自然を大切にする気持ちがあれば、楽しみ方は十人十色で良いと私は思っています。それで私は指導員と言う肩書きは何処でも使いません。講師も余り使いたくないもですが、お役所は肩書きを付けたいようです。
Commented by nekocchi1122 at 2012-04-19 00:10
言われてみれば・・・ワスレナグサもそうでした。
穴の中に雌シベ雄シベが隠れているんですね~なるほど~^^
Commented by hitakijo1985 at 2012-04-19 18:03
nekocchi1122さん、こんばんは。
穴の中に雄しべ雌しべ、識別にとても役立ちます。
数十年前、中軽井沢で初めて見た野草がやはり同じ特徴で、ムラサキ科で調べたら、すぐに「タチカメバソウ」と分かりました。
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