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『果実に見える種子』 『種子散布の不思議』 ヤブラン、イヌマキ
 ヤブランの実をひとつ手に取って、つぶすとたっぷりのドロっとした汁の中から白い種子が出てきました。どう見ても液果に見えます。
しかし、果実ではなく『種子』だそうです。

種子植物には、裸子植物と被子植物とがあることはご存知だと思います。
・裸子植物とは、胚珠(種子)がむき出しになっていいる植物
・被子植物とは、胚珠(種子)が子房(果皮)に被われている植物

しかし、被子植物の中にはヤブラン属(ヤブラン、ヒメヤブランなど)・ジャノヒゲ属(ジャノヒゲ、オオバジャノヒゲ、ノシランなど)は子房(果皮)が成熟の過程で破れて、種子がむき出しのまま成熟するのだそうです。


▲【被子植物】ヤブラン=薮蘭(ユリ科ヤブラン属)の種子、小さい白いものが本当の種子で、周りは食用組織です。(動物に食べられても本当の種子は消化されません) 右側は半分に割った種子です。(真ん中に胚珠が見えます)





▲【裸子植物】イヌマキ=犬槇(マキ科)の種子、赤い部分は花托が肥大したものです。

by hitakijo1985 | 2011-01-05 08:33 | 果実・種子図鑑 | Comments(0)
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